
みなさん、こんにちは。
こちらでは、フリーランス開業時に提出する書類をまとめておきます。
初めてフリーランスとして開業する方、副業で稼ごうと考えている方の参考にしていただけると幸いです。
Contents
提出書類一覧
行政に提出する書類一覧
- 国民健康保険/国民年金保険料の支払い手続き
- 個人事業の開業・廃業等届出書
- 所得税の青色申告承認申請書
- 事業開始等申告書
それでは一つづつ解説していきます!
行政に提出する書類一覧
市区町村役場での手続き
・ 国民健康保険/国民年金保険料の支払い手続き
会社を辞めて、フリーランスとして働く場合には、国民健康保険/国民年金保険を自分で払わなければいけません。
(まだ企業に属して、いわゆる副業で開業する人は、会社の方で払っていると思うので、こちらの申請は不要です)
こちらは、各市区町村役場において、退職日の翌日から14日以内に必要書類を揃えて手続きをお願いします。
必要書類
- 会社を退職したことが分かる書類(退職証明書や、離職票、社会保険の資格喪失確認通知書など)
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、マイナンバー通知カード、マイナンバーが記載された住民票など)
- 基礎年金番号のわかる物(年金手帳・基礎年金番号通知書など)
また追加で、国民年金基金、iDeCo(個人型確定拠出年金)どちらかに加入するかなど決める必要があると思うのですが、以下の記事を参考にして加入の申請をお願いします。
(今回こちらの記事作成時の、参考にもさせて頂きました)
【個人事業主になった人向け】国民健康保険と国民年金への切り替え方法
税務署に提出書類
以下の税務署に提出する書類は、会計ソフトで簡単に記入できますので、以下のリンクより作成すると便利です。
(無料で作成できます)
個人事業の 開業手続きが 無料・簡単・最速> 会計ソフト「開業freee」
この他にもこちらの会計ソフト「freee」では確定申告などスムーズに行えうための、開業後の帳簿付けなども簡単にできますので、今後も活用して頂けたら幸いです。
会計ソフトで以下の書類を作成し、税務署に事業開始日から2ヶ月以内する必要があります。
一応、青色申告承認申告書は、提出は任意なのですが、最大で65万円もの控除を発生させることができるので、提出しておいて損はないです。
(分かりやすく言ってしまえば、払わなければいけない税金が少なくなる可能性があります)
・ 個人事業の開業・廃業等届出書
・ 所得税の青色申告承認申請書
都道府県税事務所に提出書類
・ 事業開始等申告書
こちらは各都道府県の税事務所に提出が必要な書類です。
各都道府県によって、提出期限や様式が異なるので、
「事業開始等申告書+都道府県名」
で調べ、提出期限や、提出先、様式等調べて見てください。
(例 大阪府の場合)
開業した日から2か月以内に府の税事務所に提出
個人の事業開始等の申告[開業、変更、廃止]
ちなみにですが、最悪、こちらの書類は提出しなくても、大きな罰則はありません。
しかし、所定の手続きを行うという意味で、ぜひ提出ください。
(参考記事)
【記入例あり】事業開始等申告書とは?開業後に提出する届出について
行政に提出する書類は以上です!
続いて、必須ではありませんが、開業時に準備しておくと便利な物を紹介します。
その他用意すると便利な物
・印鑑
印鑑は今後書類作成時にいくつか使い分ける必要があります。
ざっくりと、実印(不動産契約やローン契約時など)、認印(普段の捺印時)、銀行印(銀行口座作成時の捺印)の3種類は欲しいかと
(最悪、個人での活動であれば、認印だけでもOKですがおすすめしません)
一応、上記で紹介した、会計ソフト「freee」の書類作成時に銀行口座、クレジットカードと共に、印鑑作成できるメーカーを紹介してくれます。

一応、比較的安価な判子メーカーも紹介しておきます。
いいはんこやどっとこむ

(参考にさせていただいた記事)
個人事業主・フリーランスの方は、お仕事をする上でどんな印鑑が必要でしょうか?
・銀行口座
銀行口座は、開業時に事業用の口座を作ることで、事業の収支の把握がしやすくなります。
上記で紹介した、会計ソフト「freee」で、個人事業向けの口座を紹介してくれていますので、一緒に開設しておくといいかも
・クレジットカード
クレジットカードも銀行口座同様に、事業の収支を把握する際に便利になります。
こちらも、会計ソフト「freee」で、個人事業主でも比較的申請しやすいクレジットカードを紹介してくれてます。
・メールアドレス
プライベート用とは別で、事業用にメールアドレスを持っていると、事業案件獲得時や、クライアントとの商談、交渉時に便利になります。
GoogleのGmailなら、無料で簡単にアカウントを作れます。
以前の記事で作成方法を紹介しているので、参考にどうぞ
【無料で意外に便利!】Googleのメールアドレスを作成する方法
いかがでしたでしょうか?
事業を新たに始める際、何かと提出書類が必要であったり、初めてだと、何からすればいいか分からないことだらけだと思います。
そんな時に、少しでも参考にしていただけると有り難いです。