アニメ「ホリミヤ」第10話の感想・レビュー

　

大人気漫画が遂にアニメ化

アニメ「ホリミヤ」

第10話

page. 10

いつか、雪が溶けるまで。

の感想、レビューをさせて頂きます。

漫画やアニメのネタバレありで紹介していきますので、アニメや漫画をご覧になってからお楽しみ下さい！

　

　

　

page. 10　いつか、雪が溶けるまで。

　

石川君をめぐる、河野さんと吉川さんの想いが急展開を見せる。

柳君に、「恋人のふり」をしてもらったまま、噂が広まってしまう、吉川さんと石川君の関係。

その関係を聞いて、石川君を好きな河野さんは何を思うのか、、、

吉川さんも、罪悪感と、石川君への想いに混乱し、学校を休んでしまう。

「誰も悪くないから　辛いんだな」

石川君をめぐる、まるで三角関係のような吉川さんと河野さん。

彼らの関係性は、これからどんな風に変わっていくのか、、、

　

石川君をめぐる恋模様が急展開を見せる、アニメ第10話です。

　

原作コミックスとの比較

原作にあたるエピソード

今回アニメ化されたエピソードは、漫画でこちらに描かれています。

ぜひ原作コミックスと合わせてお楽しみください。

今回描かれたエピソード、漫画では全て第9巻で描かれていました。

　

原作コミックスとの違い

今回は、主に漫画9巻で描かれるも、アニメでカットされたエピソードを紹介します。

アニメでは、石川君と河野さん、吉川さんの関係にフォーカスされた内容でしたが、漫画のコメディ的なエピソードも面白いので、ぜひチェックして見てください。

　

こたつにまつわる　あれやこれ

　

冬も近くなり、本格的に寒くなった季節、堀家に今年もこたつが登場しました。

こたつといえば、みかん。

みかんにまつわる、堀さんと宮村君のエピソードが語られます。

そして、こたつと言えば、寝落ち、、、

寝落ちすることもしばしばで、それがきっかけで大きな事件が起きることも、、、

アニメではカットされた細かいエピソードですが、面白いのでぜひチェックしてみてください。

　

堀家と仙石家の関係

幼馴染の堀さんと仙石君。

実は、堀さんの父、京介も仙石君のことをよく知っています。

後ほど語られますが、実は堀父と堀母、仙石君のお父さんは、同じ高校出身で、当時からも顔見知りでした。

堀家と仙石家の繋がりが垣間見えるエピソードも、この頃から登場してきます。

　

堀さんの勘違いと進藤君からのメール

出典: amazon.co.jp

　

宮村君の交友関係を疑う堀さん。

宮村君の女性関係だけでなく、男とも「デキてる」のではないかと疑う始末w

　

そんな中、うたた寝してしまった宮村君の携帯を、たまたま見てしまう堀さん。

そこには、目を疑うメールが、、、

　

実はそのメール、進藤君が自分の彼女、千佳ちゃんにあてたメールを、間違って宮村君に送ったものでした。

結果、堀さんの疑いは最高潮に達し、宮村君は理不尽な暴力に晒されることに、、、

　

アニメでも描かれた、堀さんの勘違いの続きが、漫画では描かれていました。

でもその後は、無事に仲直りしましたので、ご安心をw

仲直りをしたところまで合わせて、漫画でチェックしてみることをおすすめします。

　

原作コミックスはこちらから

コミック購入はこちらから

ホリミヤ 9巻 (デジタル版Gファンタジーコミックス)

出典: amazon.co.jp

　

電子書籍購入はこちらから

　

原作9巻をこちらで紹介！

原作9巻の、個人的な見所、感想を、こちらで紹介しています！

よろしければ、合わせてお読みください！

　

個人的な見所と感想

宮村君への疑い

出典: amazon.co.jp

　

前回、少しだけ仲良くなった谷原君と宮村君。

そんな谷原君と、偶然遭遇します。

仲良くなったばかりで、少しだけ気まずさと、ぎこちなさの残る2人。

　

そんな2人のぎこちなさに、変な誤解を抱いてしまう堀さん。

「ちょっとおおおおお　宮村取らないでよ　谷原あ〜！」

それに対して、あろうことか、宮村君と谷原君が浮気していると考えてしまう堀さんw

　

その後の谷原君の失言で、進藤君との仲も疑うようになる堀さん。

そして最悪のタイミングで現れる進藤君、、、

進藤君の何気ない一言で、堀さんの疑いは最高潮に達してしまいます。

　

「宮村…今だから言うけどね、、、」

淡々と告げる堀さん。

激昂して詰め寄る堀さんも怖いですが、淡々とそう告げられるのも、怖いものがありますねw

　

大好きが故、疑ってしまう気持ちは分かるのですが、堀さんの疑う方向性が普通とはちょっと違っていて、面白みがありますw

　

吉川さんと石川君の「恋人のふり」

出典: amazon.co.jp

　

お姉ちゃんと買い物中、偶然柳君と出会った吉川さん。

以前柳君に告白された際に、石川君に「恋人のふり」をしてもらったことを再認識します。

　

学校でも、「吉川さんと石川君が付き合っている」ことが噂になっている様子。

その噂を、石川君のことが好きな河野さんが耳にしてしまい、誤解をしてしまいます。

　

「付き合ってる「ことになってる」って　どうしても言えなくて」

吉川さんも、その誤解を解くことができず、自分自身でも困惑しているようです。

そんな時に、河野さんとも仲の良い、綾崎さんに相談する吉川さん。

　

「…私が本当のこと　桜に言うかもって思って、今日誘ったの？」

「由紀ちゃんが石川君のこと好きだって認めたら黙っててあげる」

　

綾崎さんの言葉に、自分の「ズルさ」を再認識してしまう吉川さん。

　

「レミちゃん　私、私ねぇ…　本当は　　　」

綾崎さんに何かを告げる吉川さん。

この時、吉川さんは、何を思っていたのでしょうか、、、、

　

それからしばらく、学校に来れなくなる吉川さん。

そんな吉川さんに、お姉さんは

「どうせまた、欲しい物でもあるんでしょ」

と言います。

本当に手放したくないものほど、由紀は絶対口には出さない。

吉川さんは、そんな自分の悪い性格を見つめ直していました。

そんな中で、石川君から、河野さんに告白されたというメールが、、、、

　

石川君のメールで分かりやすく動揺してしまう吉川さん。

でも、それは、本当に「好き」という感情なのか

友達以上、恋人未満の関係は、一歩踏み出そうとすると、途端に崩れてしまうこともあります。

そんな関係を、いつまでも続けるのか、あるいは、そもそも「いつまでも続くわけじゃない」のか。

ただはっきりしているのは、それは吉川さん本人が決めないといけないこと。

綾崎さんには、その「決断」をどのように伝えたのか。

そして、吉川さんと、石川君の関係は、どのように変化していくのか、、、、

　

河野さんの失恋

　

最近　桜は何かがふっ切れたようで、明るくなった

　

綾崎さんに理由を尋ねる仙石君。

「彼氏ができたって？　桜に？」

「なんというか最近、明るくなった気がするんだ」

「逆だよ」

　

河野さんの変化に、ちゃんと気づいていた石川君。

河野さんは

「…別に、なんでもないの」

「告白する前に、フラれちゃった」

と告げます。

　

そして、崩れ落ちて、泣き始めてしまう河野さん。

　

「同級生が声をあげて泣くところなんて、初めてみた」

恋愛は、誰かを想い、想われ、そして、全てがうまくいくわけじゃない。

誰かの幸せの影には、こんな風に、傷つく人もいます。

そんな、辛い現実が、淡々と描かれ、胸に詰まるものがありました。

　

「誰も悪くないから、辛いんだな」

誰かが傷つくことに対しても、必ずしも、誰かが悪いわけではない。

見方によっては、辛い現実を突きつけられたエピソードでした。

　

石川君をめぐり、吉川さんの想いと、河野さんの想いが交錯したエピソード。

石川君含め、それぞれが自分で決心したことである以上、誰も悪くない。

でも、確かに、そこには傷つく人がいて、なんとも悲しい気持ちになるエピソードでした。

でもそれが「恋愛」であって、いつもうまくいくものが恋愛ではない。

そんなことを、再認識させられるような、エピソードでしたね。

　

　

石川君をめぐる、河野さんと吉川さんの恋愛模様。

今回のエピソードでは、その恋愛の、一つの終着点に、辿り着きました。

しかし、それは、みんなが幸せになれるものではなくて、、、

「誰も悪くないから、辛いんだな」

仙石君の言葉が全て物語っているような、そんな結末でしたね。

個人的には、このエピソードをきっかけに、河野さんが好きなキャラクターの1人になりました。

皆さんは、どう感じましたか？