突然ですが、先日、こんなニュースを目にしました。
レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが製作する超大作「ゴジラVSコング(仮題)」が、動画配信サービスに売却される方向であると米ハリウッド・レポーターが報じている。
(中略)
関係者によると、米動画配信大手Netflixはレジェンダリーに対し2億ドル以上のオファーを出したという。だが、共同製作を手がけたワーナーの親会社ワーナーメディアがブロック。同社の動画配信サービスHBO Max向けに新たなオファーを用意しているという。
出典: 「ゴジラVSコング」動画配信サービスに売却?/映画.comニュース
今後映画館が、動画配信サービス(VOD)に乗っ取られるかもしれない。
今回は、そんな世の中の動きを紹介していこうと思います。
Contents
今後映画館はなくなるの、、?
今回のニュースの概要
ざっくりとこのニュースをまとめると
大金をかけて、滅茶苦茶いい映画ができた!
でもどうしよう、、、、
新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延で、映画館で公開できないかもしれない、、、
それでは、うちの動画配信サイト(VOD)で新作映画公開しませんか?
話題の映画(今回は劇場公開予定だった「ゴジラ VS コング」の映画)が昨今の影響を受けて映画館での上映が延期し続け、現在(2020年12月)も公開が延期されています。
そんな中、
本当に劇場公開できるようになるのか
劇場で公開しても(競合が多くて)十分な興行収入が得られうのか
という点で、映画製作会社の懸念が募る結果となりました。
そこで、動画配信サービスを展開する「Netflix」が、その公開を自サービスで展開できないか、提案をしました。
映画製作会社としても、
「とりあえず映画製作にかけた大金を回収できるだけの十分な額が提示されているので、売ってもいいかも、、、」
という思惑も生まれ、今までにあまりなかった、映画館での公開と同時に、動画配信サービスで配信も開始するという流れがくるかも、と言われています。
今回の背景
今回のニュース
もはや新作映画は、動画配信サービス(VOD)でも楽しめる
という、映画の常識を覆す動きを見せてきています。
古い例で言えば、劇場公開されている作品がDVDでも発売されたというイメージでしょうか。
では、そんな動きの背景にはどんな時代の動きがあったのでしょうか?
新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延をうけて、大人数が集まる、いわゆる「3密」を避ける動きが活発になりました。
映画館も例外ではなく、映画館の利用が最近では減少してきています。
一方で、最近は、動画配信サービス(VOD)も増えてきて、家で手軽に映画やドラマなどのコンテンツを楽しむ人も増えてきていると思います。
「Netflix」のように、大金を投じて、大手映画製作会社に負けないようなクオリティの映画やドラマが、独自に展開されるようになっています。
「なら 映画館に見にいく必要ってないのでは?」
極端な話、そんな風に考える人も増えてきたのではないでしょうか?
では、本当に映画館はなくなっていくのでしょうか?
動画配信サービス(VOD)の良し悪し
それでは、ここからは新作映画がVOD(動画配信サービス)で展開されるようになると仮定し、その良し悪しを比較してみます。
VODのメリット
「いつでも」、「どこでも」手軽に楽しめる
VODの視聴に時間が制限されることはありません。
映画館の上映のように、時間が決まっているものではないので、自分の好きな時に見ることができます。
深夜でも、早朝でも。
また、VOD視聴のためのデバイスは、パソコンやテレビだけでなく、携帯や、スマートフォンからも視聴できます。
なので、外出先でも、ネットで繋がってさえいれば、どこでも視聴することができるのです。
比較的安価に楽しめる
映画館の上映には、多くの機材や人手がかかるため、当然チケットはある程度の金額になっていきます。
具体的には、一般的な上映で、1000~1500円位ですよね。
一方で、VODは月額で料金定額で、あとは見放題という場合が多いです。
その料金も500~2000円で見放題。
月にある程度、2~3本見るような方なら、こちらの方が安くすみますね。
VODのデメリット
迫力に欠ける
比較的手軽に楽しめる分、音響や映像など、迫力にかけます。
それこそ、迫力を求めるなら、モニターや音響にこだわる際に、以下のような機材を買う必要が出てきますよね
シャープ 40V型 4K チューナー内蔵 液晶 テレビ AQUOS Android TV HDR対応 4T-C40BJ1
お値段58,800円、、、、
こだわりがないと手が出しづらいかも、、、
映画を見なくても費用が発生する
例えば、ある月に見たい映画やコンテンツがなくて、全くそのVODを利用しなかった月があったとします。
しかし、VODはサブスク(月額料金発生制)なので、そんな月にも料金は発生します。
つまり、あまり映画をみず、年に1回位しか見ない人にとっては、VODの登録自体、手が出しにくいかもしれません。
VODの登録には、ある程度の頻度で映画を見る、映画好きしか利用しにくいという面があるかもしれません。
そのため、そもそも映画を見る頻度が低い人にとっては、ハードルが高いサービスになるかもしれないですね。
結論 今後の展望
以上のことを踏まえ、結論として今後の動きを私なりに予測すると
新作映画が今後VODから配信されることは増えていき、新作映画をVODで楽しむことは一般化していく
しかし、映画館がなくなることはおそらくない。(規模は縮小するかもしれない)
と考えます。
その便利さから、VODの利用者は今後も増えていくと予測されます。
その結果、VODを提供するサービス元も、ある程度の利益のもと、新作映画の買取が増えると予測されます。
そうすることで、新作映画がVODからでも楽しめるということも、増えてくるでしょう。
しかし、映画館自体のメリットも捨てきれません。
主に「迫力」においては、まだまだ映画館に勝てるものはありません。
そしてその「迫力」も。まだまだ向上していくでしょう。
「映画館で映画を見るのが好き」という映画ファンも一定数いると思うので、その需要を満たすため、映画館は存続していくでしょう。
ただし、やはりVODでの配信の方が、安価で、提供元も、映画館と比べるとコストが低くなることも事実。
映画館が今後規模が縮小していくことは逃れられない事実ではないでしょうか、、、
個人的には、映画館で映画を見る時間が一番の幸せ!な筆者にとっては、映画館はなくならないで欲しいですね!
おすすめVODサービス紹介
最後に、おすすめの動画配信サービス(VOD)を紹介します。
今後どんどん需要が高まり、身近になっていく動画配信サービスの中から、おすすめなサービスを紹介します。
Netflix
今回のニュースの渦中にあったVODサービス
独自のコンテンツを多数提供していることで有名です。
独自コンテンツを扱っているだけに、今回のような新作映画の買取に積極的な姿勢も見られます。
なので、今後新作映画がVODで楽しめるとなると、Netflixを通してが多くなるのではないでしょうか?
U-NEXT
国内最大級のコンテンツが楽しめるVOD
(見放題作品 200,000 本以上)
映画はもちろん、国内外のドラマも楽しみたい方におすすめです。
毎月ポイントが配布されるため、そのポイントで有料コンテンツを楽しむことができます。
今なら30日間無料で楽しめます。
Disney +(ディズニー プラス)
ディズニーが提供するVODサービス
配給元が直接展開するサービスだけに、今回のように、劇場公開と動画配信が同時に行われることが必ずあると注目しています。
ディズニー映画はもちろん、マーベルやスターウォーズ作品も全て定額で楽しめるので、ファンの方にはおすすめ
FOD プレミアム
フジテレビが展開するVODサービス
テレビ業界も映画館と同じでVODにある程度移行していくと考えたので紹介しました。
フジテレビのドラマはもちろん、オリジナルの海外ドラマなども多数扱っています。
今ならご利用料金2週間が無料で登録できます
気になったサービスがあれば、初月無料などもあるので、ぜひ一度お試しください。