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【ちょいネタバレ】映画レビュー スパイダーマン:ホームカミング

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みなさんこんにちは!

本日は先日から「U-NEXT」で見放題になっていた

スパイダーマン:ホームカミング

(原題: Spider-Man: Homecoming

を紹介しようと思います!

 


 

     

〜〜 あらすじ 〜〜

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 」でのトニー・スタークからの召集後、スパイダーマンことピーター・パーカーは、トニーからスパイダーマンのスーツをもらい、地元での(主に近所の)活動を命じられ、犯罪防止活動に勤しむ。

一方で8年前、エイドリアン・トゥームスは、ニューヨークでのチタウリとアベンジャーズとの戦い(映画「アベンジャーズ 」)での瓦礫撤去を請け負っていた。しかし政府とトニー・スタークにより職を奪われてしまったトゥームスは、8年間かけて、チタウリの武器の残骸からハイテク兵器を作り、犯罪者に密売を行い暗躍していた。

トニーからアベンジャーズとしての大きな活動を期待していたピーターだが、監視役で上司にもあたる、ハッピー・ホーガンから、メールの返事さえも貰えない始末。

そんな中、自分なりに活動を続けていたピーターはある日、ハイテク武器を使うATM強盗に遭遇する。

なんとか撃退し、ハイテク武器を扱う強盗に不審感を抱きつつも帰宅したピーター。今度はあろうことか、自室に招かれていた親友のネッド・リーズにスパイダーマンの正体を知られてしまった!

ネッドにはスパイダーマンの正体を秘密にさせつつ、偶然にもトゥームスの部下とギャングのハイテク武器の取引を目撃したピーターは、トゥームスの装備したヴァルチャー(ざっくり言って、鳥人間になれる武器)と交戦し、ハイテク武器の裏にヴァルチャーがいることを知る。

そのことをトニーにも報告するが、トニーの態度に自分の忠告を無視されているように感じたピーターは、トニーにも内緒でヴァルチャー = トゥームスの調査を始める。そして一人でヴァルチャーを捕まえようとするピーターだったが、ヴァルチャーに敗れ、大きな被害を出してしまい、ついにトニーからスーツを没収されてしまう、、、、

果たして、ヴァルチャーの正体とは、ピーターは再びスパイダーマンになれるのか、そしてピーターの恋の行方は(唐突w)、、、、

 


  

 

見所 PICK UP !!

 

~ ヒーロー映画ではない!誰しもが経験した青春と成長記録 ~

この映画は、ヒーロー映画として見ないで欲しい!

ピーターが成長するまでの青春映画ですね。

今までのヒーロー映画の主人公って、人格者であったり、何かしらお手本になるような人物が多いかと。

アベンジャーズのメンバーもほとんどいい歳した大人で構成されているの中で、ピーターは高校生。まだまだ未熟、だけど何にでもなれる、さなぎのような時期。

だからこそ、ピーターは、悩み、自分の力を認めて欲しい承認欲求に苛まれ、期待に答えたいエネルギッシュな存在なんですよね。

一番の見所は、そんなピーターの成長物語、、

 


 

 

頼れる師匠? アイアンマン = トニー・スターク

今までスパイダーマンの映画は数あれど、アイアンマン = トニー・スタークの出てくるスパイダーマンはこの映画だけ!

これは大人の事情になるのですが、今までスパイダーマンは2人の監督によって2スタイルの映画シリーズが制作されました。

そして、実現が困難だと言われていた、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参戦が「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 」で実現し、新シリーズとしてリブートされたMCU版スパイダーマンが本作になります。

今作では(というか今後も)、トニー・スタークがピーターの師匠のような立ち位置で登場しています。

トニーは師匠として、まだ未熟なピーターに対して、「ヒーロー」とは、「アベンジャーズ」の一員としての行動規範とは、を説いています。

アイアンマン 」から見ている私としては、トニーもそんなに褒められたヒーローではないでしょとは思う節があるのですが、、、w

ただトニーも「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 」でのキャプテン・アメリカとの対立もあり、「ヒーローとはどうあるべきか」彼なりに考える部分があったのではないでしょうか。

「ヒーロー」が動くことで、思わぬ大惨事を招くこともある。

そんなトニーのヒーローとしての葛藤も、ピーターへの指導に現れていると個人的には思います。

また、ピーターはトニーが「自分のことを気にかけてくれない」と悩んでいる描写がありますが、決してトニーはピーターを無視しているわけではありません。

トニーは常にピーターを気にかけ、ピーターの拙い活動報告も全て目に通しています。

その証拠に、ヴァルチャーとの初戦で池に落とされたピーターを救った際、

「地に足をつけて、小さいトラブルを解決しろ。チュロスをもらった時みたいに」

と言います。以前ピーターは、お婆さんに道を教えた際にチュロスをもらったという報告をしています。その報告を聞いた上でこの言葉を発しているのです。

個人的には、この言葉ほどトニーのピーターへの愛情を感じられる言葉はありません。

結論、トニーは不器用ながらも、自身の失敗や経験から、新たな世代としてピーターに期待をしてるんですよね。

そんなトニーとピーターの師弟関係も本作の見所ですね。


   

ピーターに立ち塞がる初めての敵 ヴァルチャー

今作のヴィラン(敵)は原作でもお馴染みのヴァルチャー

いわゆる鳥人間のように、自由に空を滑空できるスーツを用いて、空からの攻撃を仕掛けます。

武器も多数内蔵されており、銃火器はもちろん、翼の羽の部分の先端が刃物化しておりハサミのように敵を切り裂くという攻撃を仕掛けてきます。

(ここから若干のネタバレあり)

   

   

実はヴァルチャー = エイドリアン・トゥームスは、ピーターの身近な人物であることが物語の中盤で明らかになります。

この正体も、だいぶ意外な人物で、初めて見た時には私もあんぐり口を開けてた思い出があります。

この正体、結構残酷だなとも思ったりしました。

そして、ヴァルチャーにも、ピーター = スパイダーマンの正体がバレてしまい、マスクを脱いだ状態で2人が対面します。

その対決で、控えめに言って、ピーター、脅されます、、、、

めちゃくちゃ怖いです、、、、

大の大人に高校生が脅されるんです、、、

ピーターの心境を考えたら、だいぶ精神的に追い詰められたと思います。

それでも、一切ヴァルチャーから手を引くことを考えないピーター。

やっぱりトニーが見込んだヒーローですよね。

そんなマスクを脱いだ状態での対決もあっての、そこからの最終戦は結構高まります。

「ヒーロー」として、ピーターがプライベートと天秤をかけつつ、どんな選択をするのか、どんな行動をとるのか、ぜひ見て欲しいです。

 


 

 

いかがでしょうか?

やはり最近の映画もそうですが、ヒーロー映画といえど、従来とは違った見せ方をしていたり、どんでん返しも用意していたり、本当に楽しめる映画だと思います。

単純にヒーロー映画としてではなく、一人の少年の葛藤と、成長を見届けて欲しい。

そんな作品になっています。

よければ、以下のリンクより見てみてください!

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